青森に3泊した旅の、2日目。
晴れたのはこの日だけでした。

だから、大間はこの日と決めていました。
朝9時に出て、夜8時前に帰る。
11時間の、マグロだけの日帰りです。

青森駅の、うれしい親切

朝はゆっくり。
朝食のあと、ホテルの近くを少し散歩しました。

青森ベイエリアの砂浜に立つ黄色いAOMORIのモニュメント

青森駅の改札で、駅員さんに声をかけました。
「下北まで行きたいです。今日帰ってきます」

すると、JRの一日乗車券の方がお得だと教えてくれました。
青い森鉄道の改札で、JRの切符をすすめてくれる。
こういう親切、旅の最初にあるとうれしいんですよね。

青い森鉄道は、もともとJRの東北本線でした。
新幹線が延びるたびに、並行する在来線はJRから切り離されて、地元が引き受ける。
そうしてできた会社が、青い森鉄道です。

だから改札で、JRの切符をすすめられる。
青森の駅員さんは、そのあたりを全部わかった上で、教えてくれたんですね。

青森駅のホームに停まる青い森鉄道の車両。先頭にマスコットキャラクター「モーリー」のステッカーが貼ってある

電車は、知らない景色を走るのが好き

青森から野辺地へ、野辺地から下北へ。
電車の乗り換えは一回です。

野辺地駅のホームに入ってきたJR大湊線の下北行き普通列車

最初の電車はトイレ付き。
下北まで行く二本目は、トイレなし。
降りる前に済ませておくのが正解でした。

海沿いを走って、山に入って、また海。
知らない土地を電車で走るのは、それだけで観光です。

……と言いながら、写真をほとんど撮っていませんでした。
景色に気を取られると、こうなります。

下北から、地域の足に乗せてもらう

下北駅からはバスです。

下北駅前のバス乗降場の標識と、大畑駅行きの路線バス

途中の停留所で、お年寄りの方々がたくさん乗って来られました。

観光客のわたしたちが、地域の足に乗せてもらっている。
そんな感覚でした。

バスの道も、山があって、海があって。
ずっと田舎道だったのに、大間が近づくと病院と警察署が急に立派になります。
この街、ただの漁師町じゃないんだなと思いました。

大間は、人でいっぱいだった

着いて、まず驚きました。
人が多い。

青空の下、大間の海沿いの道に掲げられた大漁旗と日の丸

食堂はどこも行列。
街の真ん中にきれいなトイレがあるので、まずそこへ。
それからお土産屋さんをひととおり見て、お店を選びました。

「大間マグロ」の看板が掲げられた食堂「魚喰いの大間んぞく」の外観

選んだ基準は、客席が多めのこと。
席が少ないお店は、後ろに行列がいると落ち着いて食べられないので。
それでも30分ほど並びました。

初めての大間のマグロ

美味しかったです。大トロは、口の中でとろけました。
これ以上は、言葉を足すと薄まるので。

ひとつだけ工夫したこと。
ご飯物を頼むとすぐお腹がいっぱいになるので、
単品を一品ずつ頼んで、二人でシェアしました。

お酒も、しっかり。

食後はモニュメントのあたりを散策して、お土産を買って、トイレを済ませて、帰りのバスへ。

大間崎に立つ「こゝ本州最北端の地」の石碑と、その向こうに広がる海

帰り道は、居眠りと夕陽

お腹がいっぱいなので、帰りのバスは適度に居眠り。
あと、編み物も少し進みました🧶
旅には、編みかけの作品を持っていきます。
移動時間に編むのが、好きなんです。

下北駅で少し時間があったので、写真を撮ったり、駅のまわりをぶらぶらしたり。

帰りの電車では、夕陽と海がとてもきれいでした。

青森駅に着いたのは、夜8時前。

夜の野辺地駅のホームと、青森行きの青い森鉄道の車両

帰ってきて、もう一軒

小腹が空いたので、ホテルでもらったサービス券のお店へ。
ジャズが流れる、個室のあるお店でした。

ビルの階段に日本酒の瓶が並ぶ、居酒屋「yousuke」の入り口とメニュー看板

ここもすごく美味しくて、また、いっぱいいただきました。

まとめ

大間のマグロは、青森からでも日帰りできます。
電車とバスの乗り継ぎさえ押さえれば、あとは景色を眺めているだけ。

行くなら、晴れの日に。
そして、ゆっくり食事を楽しむなら席の多いお店を選ぶこと。


アクセスメモ

  • ルート:青森駅 →(青い森鉄道)→ 野辺地 →(JR大湊線)→ 下北駅 →(バス)→ 大間崎
  • 切符:JRの一日乗車券が割安(青森駅の窓口で相談を/わたしは青い森鉄道の窓口で相談しました)
  • バス:8月の臨時便を利用(運行期間は要確認)
  • 所要:往復約11時間(現地約2〜3時間滞在)
  • 食事:「魚喰いの大間んぞく」(待ち時間約30分・単品シェアがおすすめ)
  • 夜:yousuke(ホテル宿泊者限定の特典券あり・個室・ジャズ)